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Brocade ファイバーチャネル製品よもやま話 (第2世代)

by Tetsuya Tsuji on ‎07-28-2016 06:32 PM - last edited on ‎02-26-2017 07:24 PM by aokuhara (985 Views)

ファイバーチャネル (Fibre Channel; FC)の「第2世代」とは、一般には2Gbpsのファイバーチャネルプロトコル、および製品群になります。

 

2GbpsのブロケードのFCスイッチ製品は数多く存在し、2001年にリリースされた「SilkWorm 3800」や、2002年リリースの「SilkWorm 12000」などがあります。

 

SW3800.pngSW12000.png

 

左側のスイッチが16ポートのSilkWorm 3800、右側が最大128ポートのSilkWorm 12000です。

2Gbpsの製品から、現在も使用されているLCコネクタベースのSFPになっています。

 

SilkWorm 12000はブロケード初の"ダイレクタ "製品で (リリース当初は諸般の理由により"コア・ファブリック・スイッチ"と呼んでいましたが)、「ポートブレード」とよばれるカードを増設することで、使用可能なポート数を増やすことができます。

先日リリースされた、Brocade X6ダイレクタの原点とも言える製品です。

なお、SilkWorm 12000のポートブレード (もちろん当時は2Gbps FC)は16ポート構成で、最大8スロットに搭載できるので、合計で128ポートになります。一方Brocade X6ダイレクタで現在リリースされているポートブレード (こちらは当然32Gbps FC !)は48ポート構成で、同様に最大8スロットに搭載できるので、筐体当たり384ポートまで対応可能になっています。

私がブロケードに入社したのも2002年で、ちょうどSilkWorm 12000のリリース直後だったこともあり、いろいろな意味で (?)思い出深い製品ですね。

 

2Gbpsのスイッチからは、今でもお馴染みのISL Trunkingの機能をサポートしています。

FC"フレーム"単位で負荷分散をすることができるという、当時は (今でも?)非常に先進的な機能でした。

 

2Gbpsのスイッチには、当初はBloomという名称のASICが搭載されていましたが、後期の製品 (SilkWorm 3250/3850/24000)にはBloom ASICを進化させたBloom-2 ASICが搭載されていました。

Bloom-2 ASICの搭載により、同じ2Gbpsのスイッチでも後期の製品はより小型化、低消費電力化しています。

 

2GbpsのスイッチのFabric OS (FOS)は、SilkWorm 3200と3800がFOS 3.x、SilkWorm 12000以降リリースされた製品はFabric OS 4.xになります。

FOS 3.xまではVxWorksというリアルタイムOSをベースにしていたのですが、FOS 4.x以降はLinuxがベースになっています。

※ちなみに最新のFOS 8.0xも引き続き、Linuxベースです。

 

振り返ってみると、ハードウエア、ソフトウエア (Fabric OS)ともに、2Gbps FCスイッチは現在まで続くBrocade SANスイッチの原点といえる技術・製品が多いです。

次回は、第3世代 (4Gbps)のファイバーチャネル製品についてご紹介します。引き続き、お付き合いいただければ幸いです

 

ブロケードのファイバーチャネル・スイッチ製品はこちら

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